苦しくて、切なくて。 胸がどうしようもなく痛くなっても、それでも生きていたいって思うから、私は今、ここにいる。 誰かの意志じゃなく、でも誰かの為に、生きているんだ。 涙が止まらない。どうして今まで気がつかなかったんだろう? まだ、間に合うかな? ちゃんと世界を生きられるかな? わからない。わからないけど、でも――。 ここにいる。まだ、終わってしまったわけじゃない。 だから、私は私になろう。朝が来るその数の分だけ、「今日」を生きよう。 そう、思えた。
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