異能者14

ヒッキー  2008-02-25投稿
閲覧数[478] 良い投票[0] 悪い投票[0]

そして週末・・・
準は待ち合わせ場所で歩を待っていた。
「遅いなぁ」
歩は待ち合わせ時間が過ぎてもなかなか来なかった。
チャッチャチャラリラ
携帯のメール着信メロディーが流れた。歩からだ。
『今日は急用ができたからドタキャンする。』
(どうしたんだろう?あんなに楽しみにしてたのに。)
さらに続きに、
『P.S.逃げるなよ』
ともかいてあった。
(?なにか逃げる理由なんてあったかな?)
準は理解できないまま、桜の家に向かった。





桜の家は商店街を少し過ぎたところにあった。
ピーンポーン
「はーい」
中から桜がでてきた。
「こんにちは!」
準は元気よく挨拶した。
「ようこそ・・・あれ?歩君は?」
「急用ができたからドタキャンするって。」
(ええと、つまり今日は準君と二人っきり)
そう考えただけで桜は倒れそうになった。しかし踏ん張って、
「と、とりあえず中へどうぞ。」
なんとかこう言った。
「おじゃまします」
そんなことも知らずに準は家に上がっていった。

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 ヒッキー 」さんの小説

もっと見る

ファンタジーの新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ