「“アンサー”ですか。」佐藤が報告書を見ながら言った。
「うっうん、どうするの?佐藤法律警部。」
佐藤はコピー機の横に山のように積んであるフッピーラムネを一袋取り食べ始めた。
「アンサーか、携帯電話が広まって来た頃中高学生の間に広まった都市伝説、ある条件を満たし携帯画面に出て来るアンサーと名乗る人物に質問すると何でも答えてくれる。報告書に載っている内容はここまで。」
佐藤がフッピーラムネを食べ終わった。
「で?最近このアンサーをやって行方不明になった人が続出したって訳ね?」
真奈が言った。
「ああ、こうなると天上使としてはアンサーをあの世へ送る必要があるんだな〜だり〜」
トゥルルルトゥルルル、、ップ
真奈が指定された電話番号にツーコールして切った。
「あっおい!ま、、真奈ちゃん!?」
佐藤は開いた口が塞がらない様子だった。
真奈が佐藤を見て笑った。
「それが正しいぞ真奈。」天狐じいが腕を組みながら頷いた。
「ちゃんと仕事しよーね?」
「・・・・分かったよ。」
すると天狐じいの携帯に新着メールを知らせる着うたが流れた。
真奈が携帯を開きメールを見た。
題名:アンサー内容確認?