―StopTime―(止まった時)

あわわ  2008-02-27投稿
閲覧数[476] 良い投票[0] 悪い投票[0]

―2009年4月23日―「裕ー早くおきなさーい」母さんの声がする。
まだ眠そうな眼を無理矢理あけて時計をみた。
7時半・・・
ん?んんんっ?
やべえ!!!
この時間にでると朝練にでることができない。仕方なくこの日は出ない事にした。
朝食を食べようとキッチンにいこうとしたときインターホンがなった。
「ピンポーン」
誰だ?
「裕ーとっとと起きないから宏介くんもうきちゃったじゃない。」
「あーうん・・・!?」
「母さん今宏介っていった!?」
「そーよ。だから何なの
早く行ってきなさい。」
仕方なく俺は玄関にいった。
「こうす・・・け?お前宏介なのか?」
「まだ寝ぼけてるのか?当たり前だろ?」
「そっか。ごめん。もう大丈夫だ。」
「早く学校いくぞ」
「あっ・・・おう。」
宏介は歩き出した。
・・・あれ?変だな。学校は反対方向だぞ?
「おい宏介。方向違うぞ」「はっ?やっぱお前寝ぼけてんじゃねーの?」
そういって宏介は俺の話しも聞かず学校に向かった。学校についた。
「・・・宏介なんでお前中学校に」
ついたのは俺達の中学だった。
おかしい。変だ。
なんでだ?なんで宏介がいる。
なんで中学何だ?
俺は今高校生。高校2年。
もしかして・・・・・
そんな馬鹿な事はない。時間がもどったなんて。
「宏介!今日は何年何月何日だ!?」
「は?」
「寝過ぎて忘れた。」
「まじかよ。冗談だろ。とりあえず今日は2006年4月23日だ」
「やっぱり・・・」



投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 あわわ 」さんの小説

もっと見る

ミステリの新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ