いつまでも
骨付き肉をちらつかせ
最後に投げ与えたのは
干からびた野菜くず
私がおろおろするのが
そんなに愉しかった?
あなたに取って
痩せた犬みたいに
容易かったでしょう
ふざけて人を
殺す人もいる世の中
どんな人がいても
驚きはしないわ
また肉を
ちらつかせてるみたい
もう犬だって
走ってはいかない
どんなに弱い生き物にも
怒りがあると
あなたは知らない
もう二度と会いたくないけど
一つだけ言いたい
私を馬鹿にしないで
そんな私を
あなたは今度は
ふざけて殺すのかしら