(な、、、何だいきなり、アンサーの正体だと?)
天狐じいが無言でその場に固まる。
(アンサーの正体?アンサーはアンサーじゃないのか、俺の魂が欲しいとか言ってたな、魂を主食とする妖怪か?だとしたら死神なのだろうか?)
天狐じいが意を決して、
“死神”と言おうとしたらふらふらと佐藤がアンサーの前に立ち、
「アンサー、あんたは“流れ者”だ。」
アンサーは驚いた様に、
「流れ者?何故そう思う?」そう聞いた。
佐藤はフッピーラムネを取り、食べながら、
「一つ、何でも知っているから、流れ者は古来より鏡の中に住んでいると言われる。そして村の災害を言い当てたり、質問には全て確実な答えをする。そして、しばらくすると、もう居なくなっている、てな。
そしてもう一つ、お前からは霊滋波が感じられないから。流れ者は人が何らかの事で変異したものだだから流れ者には霊から必ず感じられる霊滋波が感じられないという。まあこんなんでアンサー、お前の正体は流れ者だ!」
佐藤がフッピーラムネを食べながらアンサーを指差した。
「正解、いや大正解です。いやー感服しました〜。
・・・・・・・。ちょっと見ない内にな〜“法律君”」