此処はいたって平凡な街クライデン。
しかし、この街の中心にある噴水にはある伝説がある。
100年に一度、この噴水に門が現れる という伝説が。
そして今年はちょうど100年目…
その門に入っていった者で生還した者はいないという。
いや、正確には一人いる。
だが、その者はでてきた瞬間に狂死した。
『この奥にあるのは殺戮と恐怖だ。そこにある物全てが謎につつまれている。それでも貴様は、この地に足を踏み入れるか?』
『踏み入れる勇気があるか?』
『帰れなくても後悔しないか?』
『命を粗末にしていいのか?』
『それでも行くというなら……行くがいい』