私=
とまあ、これが私の日常何も特別な事も無い私の宝物です。
変わった事や腹立つ事、悲しい事も時々あるけれど1人じゃないから解決出来る自慢の家族です
私の父は私が16才母は18の時に亡くなりました
弘樹=
お母ーさん
私=
わっ…びっくりした何その鬼のお面
弘樹=
びっくりした?
私=
びっくりしたよ〜凄い迫力
弘樹は学校から帰るとたまに忍び寄って私をおどかした
弘樹=
図工で作ったんだよ粘土で固めてね
もうじき豆まきだからって
私=
そっかもうすぐ節分だもんね
弘樹=
うん、お父さんにかぶってもらうんだ
私=
じゃーいっぱい豆まかないとね
私が笑ながらこう言うと弘樹はお面をかぶったままうなずいて自分の部屋に向かった
私=
手洗いなさいよ〜
弘樹は部屋から大きな声ではいと聞こえた
夜になって夫が帰ってくるなり玄関で待っていた鬼に想像以上の驚きに私もびっくりだった
夕食も鬼で持ちきりだった
夫=
まさかあんなリアルな一本角の鬼が現れるとは
私=
あなたは根性が無いのね
弘樹は夢中でご飯を食べている味噌汁を飲んで言いはなった
弘樹=
豆まきはお父さんが鬼だからねいっぱいまめぶ