桜彼方?

神谷優  2008-03-03投稿
閲覧数[127] 良い投票[0] 悪い投票[0]

次の日から彼と私は毎日メールをするようになった。
お互いに名前で呼ぶようにもなっていた。
私は、どんどん彼にはまって行った。

ある日、彼が花見に行こうと誘ってくれた。

私は彼に会えるだけで嬉しかった。

仕事の帰りに会う事になった。

夜桜を2人で車の中で見ながら彼は私をそっと抱きしめ頭をなでながらこう言った。

「僕の夢はね…ゆりちゃんと、この桜の木の下を手を繋いで一緒に歩く事なんだ…。今すぐはダメでもおじいちゃんになる前には歩きたいな。」

彼はそう言いながら私に優しくキスをした。

その夜、彼は私の体を求めて来た。

私は夫への後ろめたさから最初は抵抗したが私の体は彼を拒みきれなかった。

彼は私をとても大事に扱ってくれた。
心も体も繋がるようなセックスだった。

彼は「ゆりちゃん素敵だったよ…ありがとう。」と言ってくれた。

そんな事、始めて言ってもらった私はとても嬉しかった。

彼と私は会う度にセックスをするようになって行った。



投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 神谷優 」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ