それは いつでもどこでも現れる。 ユラユラとまるで蜃気楼の様に。 学校の帰り道 お風呂場 街角 目を擦ってみても ホッペタを抓ってみても それは夢や幻なんかじゃなく確実に見えていた。 でも私はその事を 誰にも話さなかった。 頭がおかしくなったなんて思われたくなかったから。
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