私は驚いて何も聞けずにオドオドしていると、
「これ!」
彼女のカバンから一冊のノートを手に取り、私に差し出した。
「これはノート?これも貰っていいんですか?」
と言いながら顔を上げると、彼女の姿はなかった…。
「意味がわからん!」
思わずツッコミんでしまった。そこへマネージャーが通りかかって
「おい!何やってんだ!手が止まってるぞ!」
「はい!すみません!」
私は怒られた勢いで仕事をこなし、バイトを終えた。
駅のホームで電車を待っている間貰ったノートを見る事にした。
「何だろう?交換日記でもするのかなぁ」
と思いつつノートを開くと、1ページ目に書かれていたのを見て私はパニック状態になった…。