次に孝司は他の黒の人のほうに歩いていった。 1人が孝司のほうに走ってきた、孝司は左によけて黒の人の腹部をおもいきり殴りつけた。 だが一発では倒れない、それから孝司は黒の人の顔面を何発も殴った。 黒の人は倒れたが孝司は黒の人の上にのり何度も殴った。 それを見た残りの黒の人は顔を見合わせて何か話しているようだった。 すると黒の人はどこかに走り去っていった。 「あぁ〜つまんねぇ〜逃げちゃったよ。」(孝司) そういうと孝司もどこかへ去っていった。 「おい!大丈夫か!?」 騒ぎを聞きつけて校舎にいた生徒がかけよってきた。 俺たちはEクラスに戻った。 中庭で襲われていた生徒は無事だったがショックが大きかったようだ。 結衣はずっと泣いている。 「何があったんだ!」 みんな口々に言ってきた。 「またあいつらが襲ってきたんだ…でもみんな無事で良かった」(洋) 「あぁ、でも孝司が来なかったら殺されていたかもな…」(浩太) 「孝司!?孝司がきたのか!?」(洋助) 「うん、孝司くんがあの2人を…」(洋) みんな不安そうな顔をしている。 「今日は見張りを増やそう、それと絶対外にでないように」(浩太) 教室は夜中にもかかわらずざわついていたがしばらくするとみんなは自分のクラスに戻っていった。