告白。

ひよこ  2008-03-04投稿
閲覧数[394] 良い投票[0] 悪い投票[0]

どうかしてる。


「で?答えを聞こうか。」「お前・・・酔ってるのか?」
「酔ってなどいない。俺は真面目に聞いている。」
「・・・・真面目にって・・」


目の前の男は頭に手をやりうなだれた。

「お前なぁ、そういうことを真面目に聞くなよ・・・・」
「別に支障はないだろう。あんたはただ答えてくれればいい。」


ただ、答えてくれれば。


数分の後に

「・・・・あぁもう畜生ッ!!YAS,だこの野郎。」
「・・・・あんた正気か?」
「お前が言うな。」

「だって、そんな・・・・・・嘘だ。有り得ない。」

「なんだよ。てめぇが聞くから答えてやったんじゃねぇか。」
「うるさい!!黙れ!」

「・・・・なんなんだよ。俺が何したってんだ、あぁ?」「黙れこのッ変態!!」 「ぐあっ!?」

「死ね!!」

尋常でない音をたてて閉まるドア。


「ったくなんなんだよ・・・・今日は厄日かぁ?」
殴られた左頬を押さえ、ソファーに倒れこむ。

にしても今のは怒ってたっていうか・・・・

「戸惑ってた・・・・?」

そして答えに辿り着く。



「まったく手のかかるお姫様だことで・・・・」

やれやれと立ち上がり、
半壊したドアから数分前に出ていった男を追う。

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 ひよこ 」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]
コンタクトのケアが変わる
洗浄1つで視界良好


▲ページトップ