それに対して 恐怖感はまったくなかった。 だって ユラユラ揺れる姿は幻想的で神秘的で美しかったから。 私はそれを見る度に あの日の両親の姿を思い出した。 きっと あれは両親の姿なのだろう。一人この世に残してしまった私を心配して出て来るのだろう。 私はそう自分に言い聞かせていた。 でもそれは間違いだった…。
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