一人夜の底に沈み 遠く響く音に ただ耳を澄ます まるで世界から一人 僕だけ切り離されてしまったかのよう 夜の闇が降り積もる しんしんと微かに 微かに音を立てて 夜に響いていく 響きは世界を包み 僕もまたそれに響く 世界からは出れない 一人の幻想の中で 僕は眠る
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