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レナ  2006-04-25投稿
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「い、痛いではないか!もう少し優しくやれ!」
「はいはい・・・」
何で男が女の子の尻を掃わなければいけないのだと思いながらも、弱めて続ける。
「お、おぉ・・・たしかに変な気分になるな・・・」
突然顔を赤らめ、問題発言をした。
遥の動きがピタリと止まる。
「ん?どうした?続けろ・・・」
これがとどめの一言となった。
「はい綺麗になった」
最後に麻弥の尻を強めに叩き、立ち去ろうとする。
「ま、待て!痛いではないか!!」
立ち去ろうとする遥の肩を掴み、足を止めさせた。
「麻弥は何がしたい・・・」
振り返り、呆れ顔で聞いた。
「男に尻を触られると変な気分になると聞いた。それを体験したかったのだ」
「・・・はぁ・・・」
頭を抱え、やれやれとため息をついた。
「麻弥は危ないから今度から言わないように」
「ど、どういう意味だ!?」
「痴漢に会いたいなら言ってもいいけどね」
「くっ・・・ハル以外は嫌だから言わない・・・」
「それでよし」
麻弥の手を引き、重い鉄扉を開けて屋上から降りていった。



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