2人で向かった先はカラオケ。
メールをしていて2人ともカラオケが好きだということがわかり、一緒に行こうということになったのだった。
「あーまじ緊張したぁ。普通に可愛いじゃん。」
「そんなことないよ‥」
ここであのことば。
「正直あの写メ顔引きつってて可愛くなかった〜。実物のが可愛い。」
「…あは。」
喜んでいいのかわからないけど、とりあえず相手に合わせて会話した。
――カラオケに到着。
「俺歌には自信あんだ。同じバイトのおばちゃん泣かせたことあるし。」
「へぇ〜!すごいじゃん。」
先にだいちゃんが歌う。グレイが好きらしく熱唱!うまいといえばうまいけど、きっとおばちゃんは酔ってたんだと思った。
「お〜すごいうまい!だいちゃんの後って余計緊張しちゃうな。」
「そぉそぉ?サンキュー☆」
そう言って笑った。
―可愛いし…―\r
〜♪〜♪〜♪〜
私の番だ。
ドクドクドクドク
また緊張が!暑い。マイクを持つ手が震える。声も震える。あー、だめだ…
「うまいじゃん!」
〜♪〜♪〜♪〜
「あ、俺の番〜☆」
だいちゃんはノリノリ、私はガチガチ。
私とだいちゃんは少し離れて座っていて…