過去―だいちゃん3―

りさ  2006-04-25投稿
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2人で向かった先はカラオケ。
メールをしていて2人ともカラオケが好きだということがわかり、一緒に行こうということになったのだった。

「あーまじ緊張したぁ。普通に可愛いじゃん。」
「そんなことないよ‥」

ここであのことば。

「正直あの写メ顔引きつってて可愛くなかった〜。実物のが可愛い。」
「…あは。」

喜んでいいのかわからないけど、とりあえず相手に合わせて会話した。

――カラオケに到着。

「俺歌には自信あんだ。同じバイトのおばちゃん泣かせたことあるし。」
「へぇ〜!すごいじゃん。」

先にだいちゃんが歌う。グレイが好きらしく熱唱!うまいといえばうまいけど、きっとおばちゃんは酔ってたんだと思った。

「お〜すごいうまい!だいちゃんの後って余計緊張しちゃうな。」
「そぉそぉ?サンキュー☆」

そう言って笑った。
―可愛いし…―\r

〜♪〜♪〜♪〜

私の番だ。
ドクドクドクドク
また緊張が!暑い。マイクを持つ手が震える。声も震える。あー、だめだ…

「うまいじゃん!」

〜♪〜♪〜♪〜

「あ、俺の番〜☆」

だいちゃんはノリノリ、私はガチガチ。
私とだいちゃんは少し離れて座っていて…



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