その日はとっても良い日だった。 朝の占いでも一位で、雲なんか一つもない快晴で、次の日は僕と姉さんの誕生日で、とっても良い日だった。 そのはずだったのに... 「姉さんが...死んだ?」 部活終わりの帰り道。信号無視の車にひかれて、そのまま... 姉さんは、還らぬ人となった。 1番大好きだった、知鶴姉さん。僕の、たった一人の姉さん。 神様。どうか姉さんを返してください。 返してくれないと言うのなら、僕が、姉さんを―――
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