独り遊び

あやこ  2008-03-09投稿
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昼間一人でいるとフッと、もよおしてくる。

彼を思う。
大きな彼の掌じゃない、私の掌が肩をなでる。
淋しさとともに吐息を吐く。

その掌が左の乳房を包む。
彼のしぐさを思い出せない。いつもその頃は、耳元をかすめる彼の息づかいや、その先を求める体の潤みに何も考えられなくなっているから。
そのまま指は潤みの中へ。

こんなことじゃ私は慰められない。
そう思いながらも沈む。


そしてまた彼を思う。



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