キス
｢かんぱ〜い！！｣
それなりに日常を楽しんでいた。
まさととはたわいもないメール…。
友達といるときのﾃﾝｼｮﾝはたかくても家に帰るとなぜかへこむ…。
誰もいない家…。
ひとりだとだれかと連絡をとっていないと淋しくてしんじゃいそぅ…。
そのときのあたしの唯一のあったかさがまさとだったんだ…。
あのときからきっと好きだったんだね…。
｢はっ！？ 今から！？｣
２週間ぐらい会ってなかったみんなから連絡があって、あたしの家へ遊びにいっていいかの電話だった…。(………………………。)
少し悩んだけどあれからまさととも会ってなかった。あれだけ自分の家へみんなをこさせてなかったのになぜかΟΚをだした。
電話を切ったあとあたふたと部屋を片付けみんなをまった。
くるそうそうみんなはご飯を作り、食べ、さらにお酒を飲みはじめた。
どうやらサッカーの試合があったみたい。
少し緊張がとれたときまさとと目が会った。
｢久しぶり！｣
｢久しぶり！｣
メールは毎日しているのになぜか全身がこそばゆかった…。
それから楽しい時間が２〜３時間大きな笑い声が静かになったあたしの家。
みんな床、ソファー、ベット、カーペット…。
部屋いっぱいにみんなが寝ていた。
あたしも空いてる隅に横になり目をつむった…。
少し記憶が途切れたとき月の光で照らされて天井が誰かの影で暗くなった気がした…。
その異変に気付き少し目をあけるとまさとがあたしにまわりに気付かれないように静かにキスをした。
ふたりはしばらく見つめ合ったけど、まさとはまた横になった。
そのあとは何を考えていたか今でもよく覚えてないぐらいとりあえず布団の中で体を小さくして、空が明るくなるまで起きていた。
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