彼女と別れてもうすぐ一年半経ちます。
あの頃の僕は初めての彼女だったので何かしら緊張しまくってたのを思い出す。手を繋ぐだけでドキドキしたり、歩幅を合わせるのもぎこちなかった。
何よりも彼女の笑顔をみると嬉しくて物凄く舞い上がってた。
僕はどちらかといえばめんどくさがりで、「そういう所があなたのダメな所だよ!」とよく怒られた。
そのたびに必死になって謝ってた、何度も謝った。
一度本当に別れそうになった時があった、僕の誕生日に彼女を怒らせちゃったからだ、僕はその時に安い指輪を持って「ずっと一緒に居て」と言った。