「それ以上言うと娘の身体が穴だらけになるぞ?それでも良いのか?」
兵士は彩香の母を操って銃の引き金を2回引き、彩香の右足と左足の太股を狙った。
「うっ…」
彩香は耐え切れない痛みに呻いた。
「ほらどうする?娘が痛がってるぞ?」
兵士は楽しくて堪らない様だ。
「判った…もう言わない…ごめんね、彩香」
彩香の母は涙を流して言った。
「そうだ、お前は黙ってれば良い」
兵士は不気味な微笑みを浮かべた。
「お母さん…ごめんなさい」
彩香は涙をポロポロ流した。
「別れの挨拶はもういいか?」
「うん」
「いいわ」
彩香と母は同意した。
バーン!…バーン!