「不細工って!!そんなの関係ないじゃん!!」
余りの怒りに体は震えていた。それを見た未菜は鼻で笑い立ち上がった。
「何言ってんの?十分不細工じゃん♪ねっ、皆(笑」
未菜が言うと周りにいた人達は「うん♪」「薫、超不細工♪」と言い出した。
「…ッ」
やばい…泣きそう…。
ダメ!!ダメ、泣いちゃ…ッ
そこへ…
「未菜いる?」
一人の男子生徒がやってきた。未菜は男子生徒を見るとその相手に抱きついた
「あ〜ら〜し♪」
「悪い…ミーティングが長引いた」
「全然構わないよぉ♪」
薫はチラッと見ると鞄を持ち教室を走って出ていった。
「?…あの子、泣いてなかったか?」
「えっ!!そんな事ないよ♪それより早く帰ろうよww」
「そうだな」
二人は手を繋ぎながら教室を後にした…。
END