2280年。ついに地球では太陽系の外に出られる宇宙船を開発した。
その宇宙船に乗れるのは2人。
亀山秀平(65)と畑中慎也(25)が乗ることになった。 任務は太陽系の外の星を写真に撮って来ると言うものだ。
写真を撮り終え、あと3日で地球に帰れると言う時だった。
年の差のせいもあり、あまり会話のない2人にとんでもないハプニングが起こった。
『ガッシャーン!!』
「な、なんだね今のは!」「隕石に激突したものと見られます!」
「君、ちょっと傷を見て来てくれないか?」
「はいッ」
畑中は宇宙船の外へ出ていき、やがて戻って来た。
「どうだった?」
首を振る畑中の目は、絶望的な状況を表していた。