私がまだ高校二年の時のお話です…。
私は当時彼女がいました。
彼女のバイトが終わったので自転車で迎えに行くことに。
その時は夜の10時でした。
いつも通りなれた道だったので、普通に自転車をこいでいました。
彼女のバイト先に行くには必ず細い道を通っていくのですが、いつもとは何か違いました。普段は街灯がついているはずなのについていない。
自転車のライトだけを頼りに進んでいました。
私は早く細い道から出ようと考えていた時です。
前にお婆さんだかお爺さんだかよくわからない老人が暗い道にずっと立っているのです。
よく、怖くないよなぁと思いながら横切りました。何故か横切るときずっと私の所をずっと見ているのです。
なんだろ?何かしたかな?
とりあえずなにもなかったように横切りました。そしたら、後ろから走って追いかけてくる音が…タッタッタッ。
明らかに自転車に追いつけるくらいの速さの足音、私は怖くなりなした。
さっきの老人?だって杖ついてたような。私が何か落としたなら声かければわかるのに…。
無言で追いかけてくる、私は後ろを見れませんでした。
早く細い道から抜けたい。死に物狂いで自転車をこぎました。
次の日私の親の車で見に行ったのですがいつもと一緒街灯がついている細い道でした。