プライベートレッスン?

成島パンナ  2006-04-28投稿
閲覧数[1476] 良い投票[0] 悪い投票[0]

私はあの後黙って帰った。
けれど次の日もその次の日も、先生は何も聞かずにただ笑って私を見つめていた

私は捨てられたのだろうか
なんとなく壁を作られている気はしていた。


「神崎サン」
放課後、眞野君に呼ばれた。人気のない教室で彼は優しく微笑んだ。
「俺は君が好きだ。」
眞野君が?私を?
…でも、私は…
「ごめんね、好きな人がいるの」

そう言ってフった後に思った。
私の好きな人って、誰なのかなぁ…

 先生、教えて下さい…





何もないまま、ただ時は過ぎた。
もうすぐそこに二度目の春が来ていた。

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 成島パンナ 」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]
小倉優子プロデユース
画期的なパウダー♪


▲ページトップ