?年になってもアイツと同じクラスだった。?年には、私の妹の愛が入学してきた。
「朝田先輩ってカッコいいね」妹の言葉を聞き数学の宿題をしていた私の手が止まった。
それからのことだった。私が朝田大樹を目で追い始めたのは…。
―カッコいいのかなぁ?
いつものようにアイツを見ていると彼と目が合ってしまった。―何!?こっち歩いてじゃん!どうしよう!!絶対怒られる!!
「おぃっ!お前さぁこの前から何なの?人のじっと見てさぁ、何か用?」口調は明らかに怒っている風であった。「別に何も…」「変なヤツっ」彼は笑いながら言った。
それから徐々に話すようになって、今まで持っていた嫌悪感すらなくなっていた。
しかし、彼の突然の言葉によって事態は急変した―\r
「俺、愛と付き合うことになったんだ」