バシャバシャバシャ……
私はあのあとすぐに水道に行って口を洗った。
10分くらいは洗い続けただろうか、愛美が私のところへやってきた。
「…美咲…さっきの人…えっとあの…」
愛美もなにを言ったらいいのかわからないみたいだった。
「…だったのに…」
「…え?…」
「ファーストキスだったのに!!!あの男に……っ…!」
そう、あれは私のファーストキスだったんだ。
ずっと達也のことを思い続けて
今まで付き合ったことのある人でもキスすらしていなかった。
それを、いとも簡単にアイツに奪われてしまった。
私は一生アイツのことを恨むと思う。
けど…………キスされたとき、一瞬だけ、ドキッとしたのはきのせいだろうか?
「…悔しいよぉ…うぅっ…」
なぜか涙がボロボロ溢れてきた
「美咲っ!?美咲ってば!でもでもそんなに長くじゃなかったし、それにっ、それに、それだけ洗えば大丈夫だって!!ねっ?」
愛美…それ慰めになってないよ
「ふっ…愛美…ってば…」
そんな愛美がなんだか可愛くて自然と笑みがこぼれてきた。
「…なに笑ってんの!?美咲泣いてたんじゃないの?」
「もう大丈夫!愛美、今日は先帰るわっ!!じゃね!!」
そういって私は荷物だけもってア然としている愛美を残して帰った…。
ふふっ…
新しい恋………
新しい出会い………
キスされたのは許せないけど、これからさきまだまだ出会いがあるんだと思うと、気分はハイだった。
バス停にむかう途中、また‘達也,にあった。
「…お前…バスん中で歌なんか歌うなよ?」
「…っ歌いません!!!さようならっ!!!」
男は星の数ほどいる……これは本当だったんだね…
これから、いろいろな出会いがあるとドキドキする。
星の数ほど………。
こんにちわ!優梨です!!星の数ほどは、「Love table cross」をはじめとする私の実話シリーズです!!
少し話しがあいまいで読みにくいところも沢山あると思いますが、どうか暖かく見守ってください。
まだこのお話には続きがあります!!それは心シリーズの連載が終わったら公開しようと思いますので、見てください!!