オタクの意地

バイト男  2008-03-20投稿
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第二章
〜シフトのあの子〜

俺はバイト前日話題つくりにPCからWikipediaで即席知識を詰め込んだ
そして当日
(ついに来てしまったか……)

ドアに手を掛け、

(こんなに勇気の必要なコンビニは初めてだぜ)

とか思いながらゆっくりとドアを引いて入っていく━━━━━━

「いらっしゃいませーw」
俺は体中に衝撃が走った。
その声はなんと女の子のボイスジャマイカ!!

「ぇ?」
と素で声が出た。
俺の妖精なんか失神だ。
俺はヤクザ店長から名前を聞いていたが男っぽい名前だったので男と勘違いしてた…orz

俺はロリの半径5メートル前で立ち止まり

「今日からここで働くオタです。よろしく…」

目を合わせないように軽い挨拶をした。

しかし確実にロリは視線をモロに俺の顔へ…
視線が痛い……ような気がする

間が長いと思ってると

「よろしくねw♪」

とロリはヤクザ店長の百倍いや一万倍の笑顔で俺を見た。
いや実際ロリの顔は見てないが俺の妄想で(ry

それにしても汗ダラダラ俺キモイ。

「……じゃあこっち来て下さいw」
と言われたので奥の部屋へ移動
バイトは初めてだったので
(コンビニの奥はこうなってんのか…けっこう狭いな)
と思いながら新しい知識ゲットだぜ!!

そういやポケモンいつ見るの辞めたっけ…と思ってると

「これ着て下さい」
とロリが制服を取り出した。

それを受け取ると
「じゃ着替え終わったら呼んで下さいねw♪」
と言われたので

装着!!

………
(似合わねえ……)
いやユニクロが一番似合う俺だから仕方ない。


恥ずかしながらもロリを呼ぶ。

「ぁ!着替え終わりましたかw」

「ええ…まぁ(苦笑)」
ちらっと俺の服を見るロリ

「じゃーこっちきて下さーい………(ふッ)」

俺の特性"鬱"によりカッコが浮き上がってくる。

なんたって電車で女子校生が話してると俺の中傷じゃないかと妄想するし…orz

ここのコンビニは人があまりこないのか、マンガを読んでる少年二人しか居なかった

ロリはレジに連れて行き
「じゃレジを教えたいと思います!!こっちきて下さい!」

…………まじすか?
俺は、二次元にしか興味ナスだった

しかし汗が…
why?ナゼ?
妖精よ教えてくれ!!

すると妖精は言った━━━━━━━━━━━。

第3章
〜オタの意地〜

に続く

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