1ゲームやったところで由紀が帰ろうと言ってきたので、ゲームを終えて帰ることにしてしまった。
結局、亜美には勝ったものの、由紀には負けて2位だった。
そんなことはどうでもよかった。私はせっかく彼に近づけたのに、ほとんど見ることができなかったことが悔しかった。
次の日からバイトの給料を一気に使ってしまったので、遊びに行くお金がなくなり、あの日ほど彼に近づくことはできていない。
そんな中でも、彼を思う気持ちはどんどん強くなっていった。
私は喋ったこともない人に恋心を抱いている…。