校内鬼ごっこ ロク

麗華  2008-03-21投稿
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石井は動揺しながらも重い足取りで一年の方へ向かって行った。



「ふぅ〜・・・・・・・」


誰かから溜め息が漏れた。


よほど一年に驚いたのだろう。

そして、また教室にはざわめきが戻ってきた。


侑 「びっくりしたね〜」


友 「うん・・・・・・先生だったら大変だったもんね」


見付かったら“何やってんだお前等”って怒られるに決まってる。



─バタン─


どうやら一年は帰ったようだ。
よかった。


健 「じゃあいつやるか決め「悪い」


石井が健の言葉を遮った。


健 「は?」


透 「口すべって・・・一年にいっちゃった。」


また沈黙。


皆 「はぁあ!?」


「何やってんだよ!」


「あ〜も〜マジ気分下がるわ〜」


「サイテイダサイテイダ!」


ブーイングの嵐が来た。


もちろん自分もかなりテンションが下がった。


友 「何やってんだよ。」


思わず声に出してしまった

健 「大丈夫だ。透」


皆 「は?」


健 「じゃあさ・・・・・全生徒に広めて全生徒と先生でやらねェ?」



皆一瞬考えたが・・・


「・・・・いいんじゃない?」


「むしろそっちの方がおもしれぇよ!!!」


「いいよ!うん」


皆賛成した。


これから起きる楽しい物語を思い浮かべて。



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