学校の帰り、謙二は用事があると言って先に帰った
私は廉と一緒に帰ることにした
どうしても確かめたかった事があったからだ
私 「ねぇ廉、どうして謙二には言わなかったの?」
改めて聞いてみた
廉「あいつには心配かけたくなかったから…」
私 「それだけじゃないと思うよ?」
確信を突いてみた
すると廉は、
廉 「……うん…本当はそれだけじゃないんだ。あの時小さい声で話したのは聞こえた?」
私 「うぅん」
私はあえて嘘をついた
廉 「じゃあ今ここではっきり言う!あなたが好きです!」
私 「えっ…と」
私が言おうてした時に後ろから、
謙二 「ちょっと待った!?」
私 「えっ!何で謙二がいんの?」
謙二 「事情は後で話す!」
キョトンとしてる私の目を見て、
謙二 「俺もあんたが好きだ!小学校からずっとお前だけを見ていた!」
私 「えっ?えっ?」
私は顔を真っ赤にしながらパニックになっている頭を必死に整理しようとした
私 「えっっ……と廉が私のことが好きで、謙二も私の事が好き?えぇ〜!?」
私にとっては整理したくなかった事実だった