3月12日7ヶ月付き合った彼と別れた。
私の恋はいつも比較的短い。それは火星人（−）のせいなのか性格のせいなのか。美容院で読んだ雑誌の占いには「嫌」になるとすぐ別れてしまうのであなたの恋はいつも短いと言えるでしょうと書いてあった。
まったくその通り！！
私の初恋は小学校3年生のとき。転校生の男の子。とてもかっこよくて、スポーツ万能で人気者。大半の女の子は憧れていたと思う。
当時は大好きで大好きでしかたなかった。小学校4年生のバレンタインだったと思う。手渡しが恥ずかしくて手紙を添えてチョコレートをポストに入れた。すると次の日彼から「ありがとう」の電話。
すごくうれしくてドキドキしたのを覚える。次の恋は中学1年生の春休み。2コ上の先輩。
応援団長をやっててバレーボール部で背がとても高かった。
それは「好き」と言うより憧れに近かったと思う。春休みに友達と3人でそれぞれ好きな人に告白して回った。最初の友達はフラれた。二人目は彼女がいることわかってた上での告白で玉砕。そし私の番がやってきた。後にも先にも26年間生きてきて自分から告白したのはこの時だけ。先輩は中学のグラウンドで友達とサッカーしててフェンス越しに「好きです。付き合って下さい」と告げた。ダメだと思っていたのに、先輩の返事はオッケーだった。
胸がドキドキして心臓が飛び出すかと思うほど緊張した。でもそれも一度会って終わってしまった。
今振り返ると学生時代の自分はわりとモテていた方だと思う。ストーカーや痴漢、援助交際に誘われたことがある。
忘れもしない中学生のある日、私は体調不良で早退した。自宅への帰り道、一台の車が私の横に止まった。
窓がスーっと下りて中には中年のおじさん。「援助交際って知ってる??」私は「ここらへんにはないですよ」と答えた。その頃の私は援助交際という言葉すら知らず道を聞かれたんだと思いそう答えた。冠婚葬祭系だと思ったのだ。
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