喧嘩上等じゃぁ!!
喧嘩に明け暮れる毎日が退屈になりつつあったのは、既に気付いていた。
オラァ!テメェ等!このままブっとばしてくぞぉ!!
総次郎!いつまで単車走らせんだよ!と牧野が言った途端。
あたりはそれに首を縦に振った。
はぁ?なんなのお前等?舐めてんのか?
総次郎が言った。
別に、そんなんじゃねぇよ。でも、学校も今日で1週間行ってねぇじゃんかよ!と牧野。
そして、悪いけどよぉ、お前を畑坂中学の番とは、言えねぇわ。
なぁ?みんなそうだろ?!
あたりが、もう一度今回は深くうなづいた。
総次郎は、畑坂は終わりだな。解散だ。
15歳の総次郎にとって
牧野の言葉はとてもつらかった。
そして、
初めて一人になった。。
ガラガラガラ。
東谷!遅いぞ!と担任。
黙れよ。テメェ。
と総次郎。
なんだその態度は?
バチィン!!
教室中に響いた。
担任のビンタが
総次郎の左頬に直撃した。
総次郎がキれた。
テメェ!ゴラァ!
総次郎は校内暴力をしてしまった。
担任は、鑑別行きだ。
なぜか微笑んだ。
そして総次郎2ヶ月の間鑑別所で過ごすのであった。