東の谷の総次郎

カカリナ  2008-03-23投稿
閲覧数[565] 良い投票[0] 悪い投票[0]

喧嘩上等じゃぁ!!
喧嘩に明け暮れる毎日が退屈になりつつあったのは、既に気付いていた。


オラァ!テメェ等!このままブっとばしてくぞぉ!!

総次郎!いつまで単車走らせんだよ!と牧野が言った途端。

あたりはそれに首を縦に振った。

はぁ?なんなのお前等?舐めてんのか?

総次郎が言った。

別に、そんなんじゃねぇよ。でも、学校も今日で1週間行ってねぇじゃんかよ!と牧野。

そして、悪いけどよぉ、お前を畑坂中学の番とは、言えねぇわ。

なぁ?みんなそうだろ?!

あたりが、もう一度今回は深くうなづいた。

総次郎は、畑坂は終わりだな。解散だ。


15歳の総次郎にとって
牧野の言葉はとてもつらかった。

そして、


初めて一人になった。。

ガラガラガラ。
東谷!遅いぞ!と担任。
黙れよ。テメェ。
と総次郎。

なんだその態度は?
バチィン!!
教室中に響いた。
担任のビンタが
総次郎の左頬に直撃した。


総次郎がキれた。

テメェ!ゴラァ!
総次郎は校内暴力をしてしまった。

担任は、鑑別行きだ。
なぜか微笑んだ。

そして総次郎2ヶ月の間鑑別所で過ごすのであった。



投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 カカリナ 」さんの小説

もっと見る

スポーツの新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ