俺とキミがはじめて出会ったのは小学校の入学式だったな…
遠い昔の記憶がよみがえってくる
そう 俺とキミが出会ったのは10年前のちょうどこの季節
たまたま同じ地域に住んでいて たまたま同じ年に生まれた…
そんな必然のような偶然の連続で俺とキミは出会った…
その頃の俺は…当たり前なのだが 恋愛感情というものなど無く 1日1日を楽しんで生きるという 今の俺には出来ない生き方をしていた
変化が起こったのは6年の頃からだった
少しずつ…本当に少しずつキミを見る目が変わっていった…
そして気がついたらキミのことが好きになってた…
キミと一緒に居れる時間がとても楽しい時間になった
いつかこの気持ちをキミに伝えよう…
そう決意しながらも その「いつか」をずっと先延ばしにしたまま中学校へと進んだ
今思えば中学校に入った直後にキミに気持ちを伝えてれば良かったと思う
それが俺の一番の後悔…
つづく