『無駄な話は無視にして、一方的に話を進めますね。このゲームは相手の頭の上の数字をヒントに、自分の頭の上の数字を当てるゲームです。相手の数字を言ったら敗けになりますから注意を。数字は1〜9の9個、回答権は１人2回、交互に答えてもらいます。回答する場合は右手近くにあるボタンを押してください、こちらに繋がります。
負けた方は人材派遣させていただきます。さて、先攻はどちらから？』
『人材派遣とはなんですか？』ボタンを押し、質問したが返事はなし…
ゲームの事を考えよう、ヒントの数字が１つなのに先攻を選ぶのは命取りだ。…いや、１つじゃないかも…？相手も僕も、相手の頭の上の数字を言えない…だがやはり先攻は危険だ…。
向かいの男がボタンを押した『たぶんよぉどちら共先攻は選ばねーぜ…』
やはり相手もわかっている『でしょうね…ではこれではどうです？自分の頭の上の数字が２つになります』『まぢかよ!?』
『ただし、条件。左手の小指にある機械が動きます』確かにさっきから気になっている、この機械は？？？『数字が２つになるかわりに先攻者には小指を切り落としていたただきます』
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