ディフェンド? ”我が家への帰宅” 3

 2006-04-29投稿
閲覧数[339] 良い投票[0] 悪い投票[0]

 「仕事を、手伝う・・・?」
 「そうだ」
 「どんな仕事だよ・・・?」
 と、啓吾が言うと男はキョロキョロと辺りを見回した。
 「まぁ、ここじゃなんだから別な所で話そう」
 と、言うと啓吾と男は車に乗り込み町から出た。
「で、仕事ってのは何なんだよ?」
 啓吾が再び問う。
 「あぁ、そぉだったな。実はな・・・」

 男の話によると、俺達が3年前に追っていた夢玉は破壊されたが別の夢玉、闇夢玉ってのがあるらしい。それを破壊するのが仕事だとさ。

 「闇・・・夢玉?」
 「あぁ。そいつが厄介な物でな・・・」
 「?」
 「闇夢玉は、3年前にあった夢玉と同じで、夢を叶えるものだ。だがな、願いを叶えたらその叶えた人は、死ぬ・・・」
 「なんだよ・・・それ」
 「しかもな、闇夢玉は人々の手から手へ移っていくんだ・・・。だから、そいつが何処にあるかがハッキリとは分からないんだ」
 「そりゃあ、厄介だな」
 男は、顔をしかめて言う。
 「今年に入って闇夢玉のせいで、死んだのは1000人以上だな・・・」
 「そんなに・・・」
 啓吾は、少し悲しげな表情をした。
 「ま、それを壊しちまえばそんなことはもぅ無いけどな」
 男が言う。
 「まぁ、そぉだろうな」
 「それより、この仕事・・・。手伝ってもらえるか?」
 啓吾は、少し考えてから言う。
 「あぁ、もちろんだ!」
 「そぉか・・・」
 男は、少し微笑んだ。
 「おっと、着いたぜ」
 「・・・?」
 男は、車を駐車場に止めた。
 「あっ・・・ココは・・・」
 「あぁ、御前は知ってるだろうな・・・」
 啓吾と男は、建物を見る。
 「ココは、3年前御前がいたスィークレット・カムパニーだ」

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 梓 」さんの小説

もっと見る

ファンタジーの新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ