これは一人の少年の物語。
少年の名前はラグナ。
ラグナは暗殺を生業にする家庭に生まれ、人を殺すとゆうことを徹底的に叩きこまれて育った。
殺人のみの18年…彼は家を出る事を決意をする。
家を出るとゆう事にどれだけのリスクがあるのか…
想像不能だった。
ラグナ(さて…行くか。どうせ隠れながら逃げても、見つかるだろうし…正面から一気にか…)
そしてラグナは走り出す。数分後…
ラグナ(…おかしい…もう誰か来てもおかしくないのに?アニキの犬さえ来ない?何か企んでるな…親父。まぁこのまま行かせてもらうけど、油断禁物)
ラグナはやがて自宅から百キロ近く離れた王都ラパンに辿り着く、もう夜明けだった。
ラグナ(結局何もなくついちまったな(笑)ここからだ!やっと自由だ!)
ラグナは18年暗殺以外で外に出してもらえる事が無かった。友達と呼べる物もいない。
仕事で立ち寄った町で見た同年代の少年少女達、お菓子を食べながら楽しそうに会話している風景。
どれもが憧れだったのだ。
ラグナ(何をしようかな?いや…何すればいいんだ?)
ラグナは朝を待った…