この世界には、どうして代名詞なんかがあるのかな。
[私]も[あたし]も[僕]も[オレ]も、全て自分のことを指すのに。
[キミ]も[あなた]も[彼]も[彼女]も[あの人]も[この人]も、全て相手のことを指すのに。
でも、
「私」って
「あたし」って
「僕」って
「オレ」って
言われて、思いつく人はそれぞれ違うはず。
「キミ」って
「あなた」って
「彼」って
「彼女」って
「あの人」って
「この人」って
言われて、思いつく人はそれぞれ違うはず。
代名詞って、
判りそうで判らない。
簡単そうで難しい。
決まってなさそうで決まってる。
代名詞が名前そのものになる人もいるけど、
それは、相手にとってその代名詞はその人のことしか指してないってことなんだよね。
つまり、その人だけ。
その人だけの代名詞。