大日神共和王国立神所二中学校
この学校は国(DNKOのものと言った方がいい)と言っても実際に政府の奴等が特別に何かやる事はなく、肩書きだけと言ってもいい位だ。むしろ学校は興味ないらしい。 今年の二中(神所二中学校の通り名)は無法地帯となっていた。この学校は偏差値が高いが生徒達は感情豊かで常に喧嘩が起きている。
先生もまたどうやらDNKOに雇われた手下的な人達でなんでもDNKOの命令に従う先生の中のクズだ。
俺はやっとこの学校を卒業出来る。
今日は二中の卒業式だしかし学校に興味ない政府の事だから式の設備など立派なものじゃない、でもそれでもいい。俺はこの学校に在学して事によっていろいろ苦労したから・・・
二中はDNKO(おまけに政府)が作った学校すなわちDNKOのものだから彼の身勝手な命令・個人的な命令はすぐここにくる、実験台の学校と俺達は言っている。
世にも恐ろしい命令がいつくるか分らないから毎日が辛かった、別の意味で緊張した三年間だった。
ようやく緊張が解かれる気分だ。
「卒業おめでとう!」
タカシ達A組は無事卒業し教室にいた。
友と一緒に泣いたり喜び合う。人それぞれの別れ方をするのだ。
タカシは二人の友と一緒にいた。
タカシ「なぁ…やっと終わったな」
タカシはため息混じりで隣にいるケンゴに話かけた。
ケンゴはタカシと同じくらいの中背で彼は耳にピアスをしてる不良だ。
ケンゴ「俺この学校をおさらば出来て良かった」
この学校のせいでケンゴは不良になったのだ。またケンゴの隣にいるタクもこの学校のせいで自分の殻に入るようになった。
タカシ「タクは高校どこだっけ?」
タク「神所校だけど…」
ケンゴ「あそこって頭のいい奴が行く所だろ!タク頭いいんだな」
タカシ「今さらかよ!」
三人は笑った。別れるのは辛いが嬉しかった。ケンゴは贈呈された花束をゴミ箱に捨てた。
「卒業おめでとう!」
ドアを開けて入ってきたのは担任のオノというDNKOの手下だ。A組全員オノのことが嫌いだった。
オノ「おめでとう、今日は卒業旅行に行くことになった!」
全員オノを見た、ニヤリと笑っていた。
どう言う風の吹き回しだ?