翌日、私は謙二に聞いてみた
私 「謙二、一つ聞いていい?」
謙二「なんだよいきなり」
謙二は苦笑しながら言った
私 「転校するって本当?」
謙二の目の色が変わった
謙二 「誰から聞いた?」
私 「今は私の質問に答えて!」
謙二 「……。本当だよ。」
私 「どうして言ってくれないの?」
謙二 「別れる前に皆と会ったら向こうに行けなくなるから」
私 「そんな意地張らなくていいよ!勝手にどっかに行かれた方が悲しくなるじゃん!」
謙二 「俺は……廉に幸せになってほしいんだ」
私 「いつ行くの?」
謙二 「明日」
私 「なんで?なんでよ!?」
そんなとき廉の母が向こう側から走って来た
廉の母 「はぁ…はぁ…二人とも、廉見なかった?」
私・謙二 「いえ、見てないですけど…」
私 「廉がどうかしたんですか?」
廉の母 「どっか行ったっきり帰って来ないのよ」
私・謙二 「えっ!」
私の不安が当たった
私 「とりあえず捜さなきゃ!謙二も!」
謙二 「おう!」
私達は懸命に捜した。廉が行きそうなところ、隣町まで捜したが見つからなかった
廉の母が家に置いてあった置き手紙を見せてくれた
(謙二へ
麗美(私)を頼む)
っとだけ書いてあった
私 「あの馬鹿!」
私は泣きながら捜した