俺はつい最近まで異世界や宇宙人や天空人を信じていた。
漫画の主人公と自分を重ねて一つでも多くの共通点を創ろうと必死だった。
それもこれも異世界や宇宙人や天空人がいない事を認めたくなかったから
自分は他の人とは違う何かを持っていてそれをキッカケにすごい冒険をしたりいつか異世界に行けたり出来る日がくるのだと
信じていた、、信じて疑わなかった、、
何一つ根拠がないと言うのに………
そしてきずいたら17歳
周りの奴らは将来の事やこれからの事を分からないながら必死に考えてる
そんな中今更自分が一般人だった事にきずいた俺はひどくショックを受けている。
確かに深く信じていたからにショックは大きいがそれだけではなかった……
それだけを支えに生きてきた俺はこの世界のつまらなさ、くだらなさ、だるさに深く失望した。
これが大人になるという事なのか?
これが成長というものなのか?
くだらない争いや政治、教育そういうものを一心に受けて我慢する事を覚えて……それが大人になるという事なのか?
それなら俺はいつまでも子供のままでいい
小さな夢さえも見れないこんな世の中なら俺はいつまでも子供のままでいたい
そして時が流れればこんな事もいつか当たり前になって何も感じなくなるだろう…「あの頃はバカだった」…「何にもしらないガキだった」と思う時が来るだろう
そうなってしまったらみんなで一緒に叫ぼう声の限り大きな声で何度でも
「バルス」と
byラピュタの住人より