200X年末、Xmasも過ぎたその頃
紅波家では、ある一人の少年が何かをやっていた…………
「年賀状初めてだすんだよな、……書き方解らん。」
この馬鹿少年は十五でまだ一度も年賀状を書いた事がない。
「年賀状て何書くんだ?」
くぉぉぉぉのヴァカーーがぁ!そりゃ勿論〜明けましておめでとうございます〜だるぉぉぉがぁぁ!!
「んーと、〜明けましたら、おめでとう御座います〜これで良っか、だって書いたのは年明けてないんだし。これでいんだな!」
よかねぇよヴァカァァが明けましたらって何なんだよぉ!アンチ苦笑がぁ!
「よし!贈ろう!」
送るんかぁい!
そして年は明けた。
万梨阿家
「祐也、年賀状届いてるわよ。」
「誰からだろ、ユウからだ!」
そして少年は見た。
「明けましたら、おめでとう御座いま…す」
その少年は絶望したという。
「桜が綺麗だな、こんな日に獣なんて来たら………」
文字通り獣はユウの前に現れた。
「俺は予言者かぁ?こんな所で逢うたぁ、夜桜が台無しだぜ」
「俺は殺られやしない」
「喋った!まぁまぁまぁ、いいか、どうせアイツに身体預りゃこっちのモンだぜ!」
「言っとくが俺は周りの連中とは違うぜ!格がな!」
「そんなの知るかよ!結局俺の前に現れた獣は最期を迎える!」
「口だけゃ一流か」
「何言ってんの、実力も一流さ」
「ざけんじゃねぇー!」
獣は爪を巨大化させた。
「逝っちまえ!醜い人間がぁ!!」
「どっちがだ!」
するとユウはいつものアレをやる。
「真空無双!!烈火!!!」
「グワァァァァ!」
「春の桜とかけまして獣ととく、その心は、どちらも間も無く散る、なんてな」
「このやろぉ!」
そして獣は消えた。その場にあった桜のように……………
「やっぱり桜は良いなー、」
「オーイ!バカユウ!!殺りに行くぞ!」
「うぃー!」
ToBeContinued
次回より
VS Light篇突入!!