俺は学校にきたんだ。
桜田「ヒューッ、噂には聞いてたけど…。予想以上にデンジャーな学校だな。うん。にしても眠い…。」
木山先生「桜田。入って来ていいぞ。……?おい、桜田?」
桜田「ふぁー…。ちょっくら寝よう…。」
ドアを開けた木山先生。廊下に寝そべる桜田。
木山先生「……!……桜田ァ!とんでもない所で寝るなァっ!」
木山先生の必殺技、スリッパ叩きが桜田の頭に直撃した。
桜田「痛っ!ぐおぉ…!!何するかバカ者っ!」
木山先生「バカはどっちだバカ者っ!早く教室に入らんか!」
桜田「ったく…。ちょっとしたジョークじゃねーか。」
木山先生「えー、今日からこのクラスに入る桜田だ。みんな仲良くするように。桜田、自己紹介。」
桜田「…へいへい…。桜田龍怒っす。龍怒っつっても心の中はびっくりするぐらいピュアなんでよろしく。どれくらいピュアかっつうと、その、なんていうか、あれだよあれ、少年っていうかなんていうか、…。」
木山先生「桜田っ?も、もういいから席につきなさい。」
俺の転校初日はこんなカンジだった。
続く。