Death Night15
−光と闇は戦乱〈あらそ〉いを止められず、光と闇は接触を赦〈ゆる〉されない存在、
だがやがて光と闇は接触せざるおえないのである、
その日が…
…やってきた。−
「真空無双!烈火!!」
そして等身大光側人形の上の樹々に炎が染みた。
「うわ!やっちまったよ〜」
所謂、山火事。
その頃シャーロンがその山に向かっていた。
「火事か、本業じゃないが、消しておこう」
シャーロンはユウが燈をつけた事を知らない
「水蓮の創世曲
Worlling Riddent Shark!!!」
その滴るレインボーカラーの滴が山全体に舞う
燈は消えた。
「だが何故だ。誰も居ない。あ!」
シャーロンはある者を見つけた。それはユウに似ていた。いや、ユウだった。
「オイそこの少年A!!真空無双ミスったか!!」
「シャ、シャーロン?」
「なるほど!!シャーロンが燈を消したのか〜、いや〜助かったよ!」
「まだ、使いこなせないのか、火加減の調整、精神統一、最低限の必要体力、あとは…ブロードカリキュラムか。」
「ブロー……ド…カリキュ………ラム??何さそれ」
「獣殺しの血のおしえ、……………でも知らない筈だ……………」
「うん、知らん、で、何なんだよ結局」
「闇側特有の血、つまり獣殺しの人間の体内(中)には誰しもある。君にもな。その血がなければユウ、君には獣殺しは出来ない」
「………………」
「そうだ…君にはまだやってもらってはなかったな」
「何を??」
「する必要は無いが、闇側としての、認定検査だ。」
「何をする?」
「簡単だ。血を見るだけだ。闇側特有の血には紫が紅と混ざっている。それが解るだけで君は完全に闇側だ」
するとシャーロンは注射器をポケットから出した。
「さぁ、手を出して」
「こうか……」
!?
「違う、違う!!?」
シャーロンは違うと叫んだ。
「じゃあ何で獣を殺せた!?」
ToBeContinued