青空

RIKACO  2008-04-01投稿
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ピピピピピピピピ・・・
めざましが鳴る。

 「ん・・・」

 「おはよう、あお?」
 「キ、キャ?!!」

 私、山田 葵は必死に毛布を体に巻き付け、その男から離れる。

 「こっちおいでよ」
行けるか!!(怒)

 「あっ!コッからココまでは来ちゃだめって言ってるでしょ!?」

私はシーツの上に引かれているラインを指でなぞってみせた。

「ふぅん・・・」

「?」

この男、高橋 良佑が足をあげたかと思うとラインを軽々と越えた。

「!!良佑?!!」

「プッ!・・あ、わりぃ」
ムカつく!

 さて(じゃないけど)、どうして良佑と朝が一緒だって!?

 ・・・それはね?私と良佑が生徒会長と副会長だからよ!!

 この高嶺沢学園では、生徒たちの住まいは寮!しかも会長と副会長は同部屋。

 もちろん、女子と男子は別々!

・・・なのに私たちは!!
 「うぅ・・・!!」

「お前、何ないてんの?」
貴様のせいじゃあ?!

「・・・もしかして、ライン越えたから?」

「・・・・・・。」

「悪い、悪い!」

あやまれば済まされると思ってるんだから!

まぁ、そんなことで泣いてんじゃないけどね。

 「・・・いーよ、許してあげる。」


「良かったぁ!(汗)」

「/////」

「何、顔真っ赤にしてんの?((^ー^)ニヤリ」

「何でもないっ!(恥)」

「ふぅん」

私はそう言って私と彼とを分けるカーテンをしめた。



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