DeathNight21
―俺に任せろ!―\r
そんな言葉がユウの脳内でさ迷う、ザヴァステイド・ジエッゼはかなり醜い技で、体内全ての諸々の細胞が麻痺を始め、心臓圧迫化するという。
「グェ!」
「シャーロン!!」
シャーロンが光に向かう頃、光は小声で何か
「黒崎」
「はい」
「今宵で光と闇の闘いに終止符をうつ」
「は!」
終止符とは何なのか。
「炎が駄目なら水で!!
水蓮の創世曲
Worlling Riddent Shark!!!」
「かゆい、かゆいわ!闇もどんなものかと思えばそんなものか!!」
そしてザヴァステイド・ジエッゼがシャーロンを襲う。
「グェェ!!」
その時シャーロンの背後にサイレンの様に響く声が!!
「光!!いい加減にしろぉぉぉぉぉ!!!」
「ユウ……………!!
『ユウ!?まさか……闇の血が…完全化した!?』」
「あらま、坊やったら!!黒崎!!」
「はい」
「殺ってやりな!」
「はい!」
黒崎はユウに近付く。
「またあたしの好み来た!!これは殺し甲斐がある」
「うっせぇぇ!!俺がてめぇを斬り殺す!!!」
「きゃ!テンション上がってるね少年!!ウザいよ!」
「その口を今血塗れにしてやる!さっさと死にに来ぉぉい!!!!」
黒崎はザヴァステイド・ジエッゼをユウに発動した。
「あの少年、さっきとまるで別人だ、一体どうなってんのか知らないけど、興味無いわ」
「あぁ??なんかうずくぞ!!」
「なに!!効かない!?」
「貴様アレをやったな!!あいにくこんなの俺には効かねぇぜ!!」
ザヴァステイド・ジエッゼとは、過去数々の代も使っていた伝統ある技で、一度も敗れることは先ず有り得なかった。
だが今アミダの前で、技は無効となった。
それは何故か
何故なら紅波ユウは闇としての真の力を手に入れたのだ。
シャーロンはただ黙っていた。
「ちと驚いたけど…………なんて事ないわ!くらいなさい!
あはーんデストロイ!!
『あはーん!』」
「本当に死にたいらしいなぁ!!」
ToBeContinued