“死神”
その言葉を聞いた瞬間、親友達が死んでいった光景が頭を過ぎった。そして終いには親友達が俺への恨みの言葉を連呼する。
「うがぁぁ!ヴヴがぁ!」くそっ頭が割れそうだ!
「っがぁああ!!」
崎山は頭を抱えながら椅子から転げ落ちた。
(くそっ!どっか行け!!どっか行けよ!!)
崎山の頭から親友達が消えた
「っくぁ!ハァハァ、、」(お、、、おさまった)
すると崎山は立ち上がり、フラフラしながら扉へと向かい、加藤達の間を通って図書室を一歩出た所で止まり、
「もう俺の前に現れんな!、、、死ぬぞ。」
そして去って行った。
「何?アイツ意味不ー!」さっきまで崎山が座っていた席に刈谷が座り言った。
「なんかフクザツな過去が有りそうだね〜(^O^)」
刈谷の隣で背もたれを抱え椅子を左右にギッコンバッタンしながら中野が言った
「でも感じ悪過ぎ!!」
刈谷の前の席で加藤が片手で髪をかきあげながら言った。
「皆、みんなはどんな感じだった?」
扉を閉めて萱島が言った。
中野「何が〜?」
萱島「この学校に入った時」
加藤「何で?」
萱島「いや今の子去年の俺にそっくりなんだ、、もしかしたら、、