桜田「ったくっ!何だよみんなしてシラケた面しやがって…。あいつら俺の高貴なギャグをわからんのか!?」
桜田は1人、真夜中のゲーセンにいた。
そこに、空輪高校の生徒が現れた。
不良A「おい社長ォ!!俺らマジ今金に困ってんだよねぇ!ちょっと俺らに恵んでくれよぉ!」
どうやらカツアゲのようだ。
生徒A「すいません…。これしか…。」
その生徒は千円札を二枚だけ出した。
不良A「はっ?お前ふざけてんの?」
不良B「全部出せよ ボケぇ!!殺されてぇかこらァ!?」
生徒「す、すいませーん!!すいません!!ご、ごめんなさいっ!もう、本当に、こ、これし、これしか、な、なくて…。」
不良B「おい、どーするよこいつぅ。」
不良C「裸にしてコンビニでも行かせねぇ?」
生徒「た、助けて…。」
桜田「おい、何してんだアホどもっ!」
しかし、気づかない。
桜田「…おい、おいっ!……聞けぇーー!!!!」
桜田は不良の1人にめがけて飛び蹴りを後ろからかました。
不良C「ぐおっ!?」
桜田「さっきからシカトしやがって、コノやろぉっ!」
桜田の右拳が不良Bの顔面に直撃した。不良B「っ!?」
不良C「な、何だよ…、おめぇ…」
桜田「やかましいっ!俺ぁキレてんだーーーっ!!」
膝蹴りが炸裂。
顔面に直撃。
不良C「うぅ…、」
不良A「お、お前何だよ…、誰なんっ…」
桜田「ウオリャァァァァァァァァ!!」
不良A「ぎっ、ぎゃあああああっ!!!!!!!」
生徒「あっ、あ、ありがとうございますっ!!!俺、この人たちにいじめられて、…本当にありがと……」
桜田「ウオリャァァァァァァ!!」
生徒「う、うわぁ〜〜っ!!!」
桜田の飛び蹴りは、何も罪のないこの生徒の後頭部に直撃した。
生徒「な、なんで…、ぼ、ぼくまで…。……ガクッ…」
桜田「あ〜、すっきりしたぁ〜っ!」