「…耕太さんか。
なるほど…。付き合ってたら当然よね。」
…ん?彼氏?私…付き合ってる人いないんですけど!?
…て、てか私の事好きって言わなかった!?…守りたい!?
えっ…えぇ〜!?
男に免疫がない私には、耕太さんの一つ一つの言動がデカすぎた。
今にも頭がパンクしそう…。
ふみゃあ〜!!
「…おい、着くぞ。何ぼんやりしてる。」
「え?あ、ハィ!」
…と、とりあえず無事に学校に着く事が出来た。
耕太さんのおかげだ。
「…ありがとうね!」
「…お、おぅ。」
彼は頬を赤らめながら微笑んだ。
それを見た私も何だか恥ずかしくなり、思わず視線を反らした。